響け!ユーフォニアム
‐Sound!Euphonium‐
小学校4年生になると始まるクラブ活動。でも、自分が小学生の時に何のクラブに入っていたのか、思い出せない…。
娘のクラブ活動も「好きなことをやればいいよ〜」くらいの軽い感覚。
何をしたいのか聞いてみると…、意外な答えが⁉
「金管クラブ!」
えっ!? 我が家は音楽とは無縁の家庭。誰一人として楽器はできません。だから、娘が「金管クラブ」と言った時はちょっとビックリ!
理由を聞くと、「クラブ説明のときに先輩が優しかったから」だそうで…、小学生の決め手なんてそんなもんですよね(笑)。
選んだ楽器は?
小学校のクラブ活動だし、音楽に触れるのは良いこと。 親としても「いいね、金管クラブ!」と、賛成。
で、「楽器は何にするの?」と、聞いてみると…
「トロンボーン!」
トロンボーン⁉ トロンボーンって、あのスライドさせるやつ? 調べてみるとかなり大きめの楽器で、小柄な娘がどうやって運ぶのかを聞いたら「重すぎて階段は一人で運べない」と、あっさり。
あまり深く考えずに楽器を決めたみたい(笑)。でも、せっかく興味を持ったのだから、楽しく続けてほしい! 学校のクラブなら無料で楽器も借りられるし、音楽の先生が優しく教えてくれるので、これはチャンスかも⁉興味を持っている最初が肝心!
COOL JAPAN アニメ
トロンボーンを調べてみると「初心者でも比較的音が出しやすい楽器だけど、音程の調整はピストンではなくスライドなので、正確な音程を保つのは難しい。管の長さが長いので、安定した音量で演奏するには、肺活量が必要」とのコト。初心者&小柄な娘にはハードルが高い!
本当は「こんな音が出せるようになるよ!」って、親が見本を見せられればいいけど…、出来るわけもなく、どうしたら楽器の楽しさを伝えられるのか⁉
と、いうことで困った時は、アニメの力!「楽器に一生懸命取り組むアニメってないかな?」と探したところ、見つかりました。ピッタリの作品「響け!ユーフォニアム♪」
響け!ユーフォニアム とは?
高校の吹奏楽部を舞台に仲間とのぶつかり合いや葛藤を乗り越えながら、全国大会金賞を目指す青春ストーリー!吹奏楽ならではの息づかいやリアルな演奏シーンもたっぷり詰まっていて、楽器を知らなくてもグッと引き込まれる作品。
タイトルにもなっているユーフォニアムは、金管楽器の中低音を担当する楽器で、ふんわり柔らかい音色が特徴。派手さはないけど、吹奏楽のハーモニーをしっかり支える存在とか。
ちなみに、よく似た楽器にチューバがあり、低音パートで吹奏楽をどっしり支える大黒柱的ポジション。最初は「ユーフォニアムとチューバって何が違うの?」って思ってたけど、このアニメを見たら楽器ごとの個性や役割も少し分かるようになってきました。
響け!ユーフォニアム ココがいい!
アニメなら楽器の音が聞けるので、演奏シーンも楽しめる!吹奏楽の迫力や繊細なハーモニー(?)がしっかり伝わってきます。演奏シーンも多いので「音楽ってこうやって練習するんだ!」と知らない事ばかり。
🎺 主人公がリアルな高校生!
主人公の黄前久美子(おうまえ くみこ)は、いわゆる熱血キャラじゃないのがポイント。どこか達観した感じで、ちょっと低めのテンション。でも、だからこそリアルな高校生の悩みや成長が描かれていて、共感しやすい。
💡 ストーリーにしっかりメッセージがある!
「なんとなく部活やってます」ってところから、 壁にぶつかりながらも前向きに成長していくストーリーが良い! だから、見終わったあと「自分も頑張ろう!」って思えるので、子どもにおススメ。
🎶 音楽は、一人じゃなくてみんなで作るもの!
最初はバラバラだった個性豊かな部員たちが、ひとつの音を作り上げていく。その過程がすごく丁寧に描かれていて 合奏の楽しさや仲間とひとつになる喜びがしっかりと伝わってくる。キャラクター同士の化学反応もイイ!
👨👩👧👦 親目線でも安心して見せられる!
暴力シーンやアダルトな表現もなし! 家族で安心して見られる青春アニメ なので「吹奏楽に興味を持ってくれたらいいな〜」なんて気持ちで一緒に観るのもアリ。
楽器未経験でも分かるように吹奏楽の魅力がぎゅっと詰まった作品。観終わる頃には、「楽器やってみたい!」って、気持ちになること間違いなし!
まとめ
「響け!ユーフォニアム」は、楽器を始めようとしている方や始めたばかりの方にピッタリのアニメ!ただ、音楽を奏でるだけじゃなく、仲間との絆や努力の大切さが伝わる青春ストーリー。
「楽器って楽しいかも!」と少しでも感じてもらえたら、それだけで大成功。娘のトロンボーンもいつか素敵な音色を響かせる日が来るのかな?と、 その日を楽しみに見守っていこうと思います!
吹奏楽の世界を覗いてみたい人も、青春ストーリーが好きな人にもおススメのアニメです!