「てみ」って?
‐winnowing basket‐
みなさん、「てみ」ってご存じですか?
農家やガーデニングをしている方にはお馴染みのとても便利な道具。私もつい最近購入して「使いやすい!」と感動しました。そこで今回は「てみ」の魅力をご紹介します!
てみ(手箕)とは?
「てみ」は、日本の伝統的な道具のひとつで、浅いカゴのような形をしています。昔は竹やワラで編まれたものが主流でしたが、最近はプラスチック製のものも多くあります。
基本的には農作業に使われることが多く、特に穀物や土、落ち葉などをすくったり、収穫物から不要な小片を吹き飛ばして選別するための道具で、箕(み)とも呼ばれてました。
「箕」を使用することを「簸(ひ)る」と言って、箕を揺り動かしたりあおって風を起こして選別することを風選(ふうせん)と言うそうです。昔は、「箕」を作る人を「箕作(みつくり)」、補修する人を「箕直(みなおし)」と呼ばれて専門職になる程、重宝されておりました。
魅力その①
「てみ」の最大の魅力は、軽くて片手で簡単に持てること。ちょうどよい大きさで、手にフィットするので使いやすい!家庭菜園で収穫した野菜を一時的に入れたり、土をすくって植木鉢に移したりと、とにかく気軽に使えて便利!手軽に持ち運べる形状なので、農作業だけでなくガーデニングでも大活躍。
魅力その②
掃除にも便利!例えば、庭の落ち葉を集めるときに「てみ」があると、簡単にすくい取ることができます。ホウキで掃いたゴミや落ち葉をチリトリに入れるのって、意外とコツがいりますよね。でも、「てみ」ならザクっとすくうだけでOKなので、子供でも楽しくお手伝いができます。
魅力その③
家庭菜園やガーデニングでも大活躍!バケツよりも運びやすく、ザルよりも持ちやすい!
- 運ぶ:平らなので、大きな野菜も運びやすい
- 水を切る:収穫して洗った野菜や果物の水を切る
- 仮置き:鉢植えなど一時的に土をすくって置いておく
竹製の「てみ」なら、ナチュラルな雰囲気があるので、小物入れとしてもOK!
材質とサイズ
材質
- 竹製&ワラ製 → 伝統的な風合いで見た目がオシャレ。軽くて手触りが良い。
- プラスチック製 → 耐久性があり、濡れても大丈夫。屋外作業におススメ。
サイズ
- 小さめ(30cm程度):家庭菜園や掃除用
- 中くらい(40〜50cm):収穫や落ち葉集め
- 大きめ(60cm以上):本格的な農作業
今回購入した手箕はこちら↓

片手で持って掃除にも使える幅40cm、奥行42cm、高さ21cmのプラスチック製。水抜き用の穴もあるので、収穫した野菜を洗って乾かすのにピッタリ!落ち葉集めもしやく機能的‼
しかも、たったの600円!唯一、気になるところは…、なんとも言えない不思議な緑色。と、いう事で茶色に塗ってみました!

まとめ
「てみ」は、シンプルだけど驚くほど使い勝手の良い道具。農作業だけでなく、掃除やガーデニング、庭のインテリアにも活用できる万能アイテム。特に落ち葉の掃除や家庭菜園の収穫には大活躍!
まだ使ったことがない方は、ぜひ一度試してみてください♪