班長会議に参加!
-group leader meeting-
ついに謎を解決できる「班長会議」の日がやってきた。聞きたいことは山ほどあるけど「まずは話を聞いみよう!」と、開始時間より結構早めに集会場に行ってみると…、すでに50人くらいの人々が集結⁉ 同じ町内会なのに、知らない人ばかり!
新班長会議開催
集会場が狭いので、ギュウギュウに設置されたパイプ椅子。すし詰め状態でスタンバイ!
映し出されたアジェンダを見ると…なんと、二部構成。しかも、2時間!
第一部 全体会議(60分)
1.町会長挨拶
2.役員内示
3.地域社会の概要
4.担当者紹介(総務、環境、会計など)
5.質疑応答
町内会は、1丁目~5丁目まであり約20世帯で1つの班を構成。5つの班に理事が1人付いて、班長は何かあれば理事に相談。
第二部 ブロック別懇親会(60分)
・各理事&班長と顔合わせ交流会
「とりあえず集会場に行けばいい」くらいの軽い気持ちで参加したのに、終わってみたらまさかの2時間オーバー。知らない人たちに囲まれて、ドッと疲れました。でも、しっかりと班長がやる事を教わってきました。担当理事も優しそうな方で良かった。
班長の持ち物
班長として1年間管理するもの&実施する事はこちら↓ 思ってた以上にやる事が多い!
1.回覧板:文書回覧時に使用。班長がスタート&ゴール
2.名簿&地図:名簿と地図に変更点が反映されているか確認して修正
3.班長記録用ノート:班独自情報を確認&追記
4.班長表示プレート:玄関先に掲示
5.領収書:町会費受領時に発行
6.入退会変更届:必要事項を記入
7.出産祝い金領収書:情報が入ったら該当世帯へ確認して町内会長へ共有
8.香典領収書:情報が入ったら該当世帯へ確認して町内会長へ共有
9.集合住宅調査票:集合住宅が建築された場合に戸数を記載して町内会長へ共有
10.謹告(回覧掲示兼用):情報が入ったら該当世帯へ確認して町内会長へ共有
その他、夏祭りなどの年間行事のお手伝い。
班長の仕事
ごみ集積所
・ごみ集積所については利用者同士で管理(班と利用者が異なることもある)
・ごみ当番の順番は利用者同士で決める
・ごみ集積所で問題が起きた場合は、班長が率先して話し合い解決する
曜日を間違えたり、回収されなかったり、通りすがりの人が捨てていく事があるとか。
町内設備
・防犯灯が切れた時は、防犯担当に連絡。
・消火器の場所を確認して、不備があれば防災担当へ連絡。
初期消火が重要なので、町内に何か所かある消火器の場所をしっかりと把握!
年間行事
7月:夏祭り(準備、本番、片付けの参加)
9月:敬老の集い&傘寿のお祝い訪問
10月:バス研修旅行(理事&班長親睦会)
11月:ふれあいウォーク(他の町会との交流会)
12月:餅つき大会(餅つきの手伝い&配布)
3月:防災研修(防災関連イベント)
班長は「可能な範囲で出来るだけ参加して下さい!」との事。何かしらのイベントがほぼ毎月あります…。
集金業務
・回覧板で町会費を集める旨をご案内
・町会費を集金して領収書を発行
・集金記録簿に金額を記載
・集めた町会費を理事に届ける
・理事が町会へ集金記録簿と町会費を提出。返却された集金記録簿を班長が保管
まとめ
月2回の回覧板に年2回の町会費集金。ほぼ毎月、何かしらある町内行事のお手伝い等など…。班長会議に参加したときは「意外とやること多いぞ!?」と思ったけど、それはこの地域がしっかりちゃんと守られてきた証拠。
ゴミ出しのマナーが良くて、大きなトラブルも無い…、それは、歴代班長さん達のお陰。
年季の入った5冊の班長ノート。1冊目には、約40年前の初代班長の名前も残ってる。
そうやって順番にバトンを繋いできたからこそ、今のこの町内会がある。
高齢化も進んでるけど、最近は若い世代も少しずつ入ってきた。
悩みに悩んで買った終の棲家。仕事も家庭も地域のつながりも大切にして、自分たちで老若男女が住みやすい街にしていきたいですね。