ペットを飼いたい!
ついに、子どもからこの一言が…。でも、いきなり「よし、飼おう!」となる家は少ないのでは。
ペットと言えば、犬と猫が人気。でも、娘は猫アレルギーだし、息子は何故か犬が恐い(小型犬でもビビるほど)
自分は昔、柴犬を飼っていた経験があり、妻の実家には今も猫がいるので、ペットを迎えることの楽しさも大変さもそれなりにわかっているけど…。
飼うのか、飼わないのか。犬や猫じゃない別の選択肢もあるのか?どうしよう⁉
理想と現実
かわいい、楽しいだけじゃない。ペットと一緒に暮らすのは命を預かること。ペットによって、お世話する内容や大変さが全く違うという事を子供にちゃんと説明して理解する必要があります。
✅ 犬の場合
・毎日の散歩が必須(雨の日でも1日2回!)
・ごはん代、意外と高い(大型犬ならなおさら)
・しつけが必要(トイレや吠え対策)
・お留守番が苦手な子もいる(病気になることも)
✅ 猫の場合
・散歩はいらないけど家の中を走り回る(猫の毛があちこちに)
・爪とぎ問題(家具が犠牲になる可能性)
・娘のアレルギーが不安(コレが一番の課題)
✅ その他の選択肢(うさぎ・ハムスター・魚・爬虫類)
・小動物は比較的手間がかからない(場所もとらない)
・寿命が短いものもある(お別れが早いのが辛い)
・エサや掃除の手間はそれぞれ違う(ちゃんとお世話できるか不安)
お世話、ちゃんとできる?
「犬なら、毎日お散歩できる?」
「エサやトイレ掃除、ちゃんとできる?」
子どもたちは一瞬「うん!」と答えかけたものの、すぐに考え込む。
「じゃあ、旅行に行く時はどうする?」
この一言で、さらに子どもたちの表情が曇る。当然、ペットがいると気軽に旅行にも行けなくなる。ペットは“家族”になるので、可愛がるだけじゃなくお世話をする責任がついてくる。
親としては「ペットホテルに預ける」、「信頼できる近所の人にお願いする」といった解決策は知っていても、敢えてそれは言わない。大事なのは、「自分たちでちゃんと考えること」。
モノであれば気軽に欲しがってもいいけど、命を預かる大切さを子どもなりにちゃんと考えてほしいから。
「じゃあ、やっぱり飼わない?」
飼う?飼わない?
✔「気軽に飼ってしまって後悔したくない」と、子どもたちが理解。
✔「子どもたちがもう少しお世話の現実を知る時間が必要」と、親が認識。
✔「どんなペットが我が家に合っているのか」みんなで、もう少し考える時間が必要。
ペットショップで可愛い動物を見ると「今すぐ飼いたい!」と思ってしまうけど、実際に暮らしていくとなると話は別。
何年も一緒に生活するのに色々と準備不足ということで、ペットは一旦、保留に。
でも、やっぱり気になる!
ペットを飼う話はいったん保留にしたものの、子どもたちの“ペット熱”は冷めていない様子…。
✅ 友達の家のうさぎを見せてもらう
✅ ホームセンターのペットコーナーで2時間ガン見
✅ 図鑑や本でひたすら情報収集
少しずつ、「犬と猫って性格が全然違うんだ!」とか「うさぎって意外とデリケート…」とか、子どもたちなりに学んでいました。
我が家ではまだペットを迎えることにはならなかったけれど、「ペットを飼うには、それなりの覚悟がいる」ってことは実感できたはず。
✔ いきなり飼わずに、しっかり考える時間を持つことが大事!
✔ ペットは“家族”だから、一時の感情だけで決めちゃダメ!
✔ 実際にペットを飼っている人の話を聞いたり、触れ合ってみるのもアリ!
そして何より、今回の話し合いを通じて「家族みんなで一緒に考えること」、「家族が増えるってどういうことか」を共有できたのが一番の収穫。
というわけで、まずはお世話しやすい昆虫や爬虫類あたりからチャレンジする予定です!