沖縄そば
-Okinawa-Noodle-
10月17日は、「沖縄そばの日」って知ってますか?「沖縄そば」は、小麦粉100%にかん水を加えてつくる沖縄県の郷土料理。本来、「そば」と呼べるのは原料の蕎麦粉を三割以上使用していることが条件。でも、蕎麦粉をまったく使用していない「沖縄そば」が「沖縄風中華麺」となっては困る⁉ということで、土肥健一さん達が奮闘された結果、1978年10月17日に「本場沖縄そば」として認証されました。
本場沖縄そばの定義
沖縄そばには厳しい条件(基準)があるのをご存じですか?
下記12項目すべてを満たすものだけが「沖縄そば」
- 沖縄県内で製造されたもの
- 手打式(風)もの
- 原料小麦粉 タンパク質11%以上 灰分0.42%以下
- 加水量 小麦粉重量に対し34%以上~36%以下
- かんすい ボーメ2度~4度
- 食塩 ボーメ5度~10度
- 熟成時間 30分以内
- めん線 めんの厚さ1.5~1.7ミリ切葉番手 薄刃10番~12番
- 手もみ 裁断されためん線は、ゆでる前に必ず手もみ(工程)を行う
- ゆで水のPH8~9
- ゆで時間 約2分以内で十分可食状態であること
- 仕上げ 油処理してあること
おススメの店
すーまぬめぇ
住所:沖縄県那覇市国場40-1
絶品:スペシャルそば
まるしんそば
住所:〒904-1301 沖縄県国頭郡宜野座村松田2470
絶品:まるしんそば
丸安そば
住所:沖縄県那覇市樋川2-3-1 のうれんプラザ 1F
絶品:丸安そば
コーレーグース
沖縄そばに欠かせないのが「コーレーグース」。島唐辛子を泡盛に漬け込んだ沖縄ならではの調味料で、沖縄そばのお店には必ずあると言っていいほどの定番アイテム!そもそも「コーレーグス」とは、沖縄の言葉で「唐辛子」のこと。それが転じて、泡盛漬けの唐辛子調味料を「コーレーグース」と呼ぶようになったとか。
沖縄そばに数滴たらすだけで、ピリッとした辛さとともにスープのコクがぐっと深まり、味の奥行きがアップします。さらに、ゴーヤーチャンプルーやフーチャンプルー、ソーミンチャンプルーなどの炒め物の隠し味にコーレーグースを使うことも。
自家製コーレーグース
「コーレーグース」は簡単に作ることができます。
◆コーレーグースの作り方
<材料>
・二合瓶の泡盛(360ml)
・島唐辛子…瓶に半分
・シママース(沖縄の塩)
<作り方>
①赤い島とうがらしをきれいに水洗して乾かして2日くらい陰干し
②泡盛を一旦、別の容器に移す
③ヘタと軸を取った島唐辛子を瓶の半分くらい入れる
④シママース(沖縄の塩)を1~2つまみ入れる
⑤泡盛を瓶いっぱいに注ぐ
⑥ふたをして3~4週間くらい置いておけば完成!
泡盛はどの銘柄を使ってもOK。古酒(くーす)使うとより深みのある美味しさに!一度、沖縄そばにかけると病みつきになります。ただし、沖縄そばにコーレーグースを掛け過ぎて、酒気帯び運転⁉にならないようにご注意ください。